ジープで山に登って目指した先は、サン=マルタン・デュ・カニグー修道院です。
それではwikiの引用から。
サン=マルタン・デュ・カニグー修道院 (フランス語:Abbaye Saint-Martin du Canigou、カタルーニャ語:L’abadia de Sant Martí del Canigó)は、フランス、ピレネー山脈にあるカトリック教会の修道院。短縮してカニグー修道院とも呼ばれる。ピレネー=オリアンタル県の小さなコミューン、カストイユに属する。修道院はカニグー山の岩がちな尖峰の奥に佇んでいる。1889年、フランス歴史記念物に指定された。
(中略)
フランス革命後の恐怖政治時代、最後の修道士らが追放された後で修道院は閉鎖され、修道院内の財物は四散した。その後、建物の石材は周辺住民によって建設資材として転用され、回廊の柱頭や彫刻・家具などは持ち去られた。
修道院の再興は20世紀初頭を待たねばならなかった。1902年にカタルーニャ人であるペルピニャン司教が再建に着手したが、この時点では鐘楼、一部崩壊した教会堂、および下層部回廊の3歩廊しか満足に残されていなかった。この再建作業は1932年までかかることとなる。
1952年から1983年にかけて司祭ベルナール・ド・シャバンヌが修道院の修復工事を行い、宗教生活を復興した。
前に本で写真を見て、行ってみたいと思っていた場所でした。遂に行くことができました!
その日、1回めのガイドツアーである10時開始のガイドツアーに参加しました。
優しそうな修道女さんの説明を受けました。彼女は”通い”で子供もいるそうです。
見事な回廊と柱頭彫刻です。
下の教会はクリプトとも呼ばれていまして、近所の人が住み着いた時にはここには入らなかったため、荒らされなかったそうです。
こちらがメインの教会内部で柱の形が変わっています。教会の中はおしゃべり禁止とのことで、静かに厳かな気持ちで昔に思いをはせました。
そろそろガイドツアーの終了です。時間のある人はこの教会を見下ろせる丘に登って見て下さい。きっと順光できれいですよとのことです。
そうだったら登らなきゃいけませんね〜。このような山道を登っていきます。
ものすごい光景です。来て良かった〜。
アクセスはめちゃくちゃ悪いけど、修道院内部とその眺め、ジープ乗車と忘れがたい思い出を作ってくれたサン=マルタン・デュ・カニグー修道院でした。