今回、わざわざ旅程にチェンマイを入れたのは、JR西日本のお古の24系寝台車がタイで健在なため。
バンコクとチェンマイを1日1往復しており、チェンマイ行きが13列車、バンコク行きが14列車です。そのチケットを事前に12GOという会社で2等寝台下段希望で依頼していました。ところが取れていたのは上段でちょっとがっかり、でもいいやということで、その日が来ました。
チェンマイ行き、6番線から19時45分発です。
古きゆかしきドーム型屋根の駅舎です。
6番線に行ってみますと、まだ前の列車がいます
ビヤホールで時間をつぶしてから、出発時刻の30分に行ってみると。。
がーん!!! 高貴な紫色に塗色されたブルトレではなく、へんてこりんなステンレスの車体が。そう、今日の運用は旧JR車両ではありませんでした。
気を取り直して出発時刻を待ちました。
相席はアメリカ人の若者でした。
20分遅れでホアランポーン駅を出発。乗客が寝台にしてねとお願いすると、車両付きの女性が寝台にしてくれます。
日本の東北本線のときの記憶と違い、走行音のリズムが違いますし、保線が悪いのか、この間の津軽線のはまなす号よりも揺れます。
あー、寝られないなーとか思いつつも眠りに落ちていたようだ。気がついたら朝7時を過ぎていました。
これは寝台を座席に戻してもらったあとの一枚
どっかの駅に着きました。チェンマイも近いです。
トイレはボットントイレです。うー、線路のそばでは生活できないにゃ
驚いたことに遅れを取り戻して定刻時刻にチェンマイ到着しました。
14時間の汽車旅。本意ではない韓国製の古い車両、それでもその旅を楽しんでしまうってことは、やっぱり汽車旅が好きなんだなと認識しました。
にぎわうチェンマイ駅
ソンテウのおじさんにホテルまで行ってもらうことにしました。
風が心地よくバンコクよりも気温が低いことに気が付きました。