JRの札幌~青森間夜行急行列車「はまなす」は、津軽海峡線(青函トンネル)開通により廃止された青函連絡船の深夜便の代替として、1988年に運転が開始されました。
バラエティに富んだ車両グレードと使いやすい運行時間が特長で、運行開始以来、数多くの乗客を運んで来ましたが、車両の老朽化及び北海道新幹線開業に伴い、2016年3月をもって運行を終了します。
運行しているうちに1度乗りたいと思い、2泊で函館まで行ってきました。
出発は木曜日の夜。すっかり雪の青森駅です。
急行はまなす、22時18分発です。青森駅入線は21時45分頃とのことなので、その時間に改札口を通りました。
青森発札幌行の唯一の列車です。あー、廃止が惜しいな。
電気機関車牽引の客車列車です。出発前から既に雪まみれ。
昭和50年製のED79。長持ちですね。
あー、このブルトレの行き先表示。懐かしいです。
B寝台。A寝台がグリーン車相当です。★★★は2段寝台のマークでベッド幅は70cm、20系とかの★一つの寝台車は3段で、しかも幅が52cmしかなくせまかったな〜。
この日は通常のB寝台2両の間に増結車両が1両入り、3両編成の寝台車でした。
片側に通路があり、跳ね上げ式のイスがあります。
高校の時の修学旅行は、帰り大阪から日本海の寝台車を使ったのもいい思い出です。
3号車と7号車は自由席。
14系客車ですが、シートがカラフルになっています。
4号車はのびのびカーペット車両。
カーペット敷きになっていて、足を伸ばして寝ることができます。
まくらとシーツが付属しています。
階段を登ったところは、進行方向に寝る個室タイプの席になっていて、プラチナチケットと化しています。
5号車、6号車はドリームカーという名前の指定席です。
ドリームカーの車端部にはちょっとしたスペースがあります。
183系気動車のグリーン車に使用されていた大型リクライニングシートを換装しており、リクライニング角度が深いのが特長です。
最後尾まで行ってみました。愛称表示がいいっすね。
まだ出発まで時間があるので、隣のホームから車両群を撮影。
のびのびカーペット車は異様な窓構成となっています。
さあ、そろそろ出発です。シートに戻りましょう。