青函連絡船記念館・摩周丸は、1988(昭和63)年3月13日の青函連絡船最後の日まで運航していた摩周丸を、実際の乗り場であった旧函館第二岸壁に係留して公開しているものです。雪の中をてくてくと歩いて行ってきました。
この階段を登ったところで入場券を売っていて、ちょっとしたショップにもなっています。
函館市電の1日乗車券があると、50円割引になりまして450円でした。
展示室です。青函連絡船の歴史が詳しく模型などとともに展示されていました。
開放していない車両甲板には遠隔カメラがあって、展示室のディスプレイでカメラの方向を変えてみることができます。線路が残されています。
いろいろな連絡船の模型が置いてあります。こちらは八甲田丸です。摩周丸と同じく、青森港にメモリアルシップとして係留・公開されています。
操舵室。すごく広くて視界がいいです。
操舵室からの眺め。
普通船室絨毯席(いわゆるマス席)は実物部品を用い復元したものです。
うわ~、懐かしいということで靴を脱いでしばしくつろぎます。
青函連絡船のダイヤ。24時間運行していたんだよね。
実物のプロペラ。でけー。
普通座席、グリーン座席も一部残されていて、昔の思い出にひたることができます。
実際に使われていた制服
喫茶「ニューサロン海峡」はライブラリーコーナーも併設されていて、いろいろな資料が残されています。特に洞爺丸事故の記録は充実していて、悲惨な歴史を伝えています。
ニューサロン海峡から、船首方向を見たところ。
冬の金曜日ということで、お客さんも少なく青函連絡船記念館・摩周丸を堪能することができました。
今度、改めて青森駅に係留されている八甲田丸に行こうと思いました。