およそ100年前にヒグマが7人も殺すという惨劇が起こったらしい。その現場付近に当時の状況を復元しているとのことなので、寄り道してみました。以下、Wikipediaより。
三毛別羆事件（さんけべつひぐまじけん）とは、1915年（大正4年）12月9日から12月14日にかけて、北海道苫前郡苫前村三毛別（現：苫前町三渓）六線沢で発生した、クマの獣害（じゅうがい）としては記録的な被害を出した事件。六線沢熊害事件（ろくせんさわゆうがいじけん）、苫前羆事件（とままえひぐまじけん）、苫前三毛別事件（とままえさんけべつじけん）とも呼ばれる。
エゾヒグマが数度にわたり民家を襲い、開拓民7名が死亡、3名が重傷を負った。事件を受けて討伐隊が組織され、問題の熊が射殺されたことで事態は終息した。
wikipediaにはかなり詳しい記述があるのだが、一度襲って数日後再襲撃、そこでは殺せなかったもののその近くの家でまた食い殺すという残忍かつ執念深いヒグマの存在に驚く。
苫前の町から山の方向の町から分岐してさらに20kmくらい行った山奥にその場所はありました。こんなところまで開拓民が入っていたとは。
説明書きはあっさり。最初の襲撃による犠牲者の通夜に襲うという鬼畜ぶり
石碑が建てられています
復元したであろう開拓小屋。北海道開拓の村の小屋を彷彿とさせる
ヒグマの模型が凶暴さをイメージさせる
回遊図までありました
ヒグマが潜んでいたとされる熊穴
爪痕だとか
というわけで夏なのに冷や汗をかく、三毛別羆事件現場でした。
さあ、朱鞠内の宿に向かおう
