暗闇体験のダイアログ・イン・ザ・ダークに参加してきました。
ここは100%の暗闇の中を、視覚障碍者の先導で、触れたり、香りを感じたりしながら、前進していくというもの。たよりになるのは白杖(はくじょう)のみ、つんつんしながら歩いていくのです。
暗闇の中で踏んだ土のやわらかさ、笹の香り、タオルのやわらかさ、畳のぬくもり、などが新鮮です。しかし真っ暗、本当に不自由です。今回は夏休みバージョンということで、お爺さんのうちに遊びに行くという趣旨でした。
お爺さんの家に訪問した後には、暗闇カフェに行きます。
メニューは以下のものがあります。
ビール、サワー、ラムネ、ソフトドリンク、水ようかん、お菓子3種詰め合わせなどなど。お酒が500円、ラムネが300円、それ以外は200円。
真っ暗闇の中で飲むビールは香りが鮮烈でした。わずか1杯なのに、たやすく酔ってしまったような。始めて会った人たちと会話しながら、飲んだり食べたり。こんな体験はなかなかできません。
ワークショップの終わりに、自分の思ったことでもさわったものでも何でも自由に絵に描く…という時間がありました。みなさん、クレヨンや色鉛筆の色を選んで、通ってきた部屋の様子や手に取ったものを描いていました。僕は途中で触れた野菜を書きました。ナスやトウモロコシを。色つきで描くんですね。人間って不思議です。この絵は1週間後くらいに自宅に届くそうです。
そして終了して、待合所に戻ったとき、建物から外に出た時、なんて自由で、この世界は光にあふれているんだ!って感じました。そして生きているということのすばらしさをかみしめました。
地上の入り口
階段を下って行きます。
待合室。すべてはここから始まります。
渡されるパンフレット。
待合所の壁。
今治のタオル。触感がそれぞれ違うんです。
本当に色々なことを学んだような気がします。
同じ体験をされたい方は、下のページを訪ねてみてください。
ダイアログ・イン・ザ・ダーク
(別ウインドウで開きます)