後生掛温泉自然探求路

ふけの湯視察の後は、この日から2泊する後生掛温泉へ。
まだ時間もあるしお天気も悪く無いので、後生掛温泉にある自然探求路をお散歩しました。

image-117-500x375 後生掛温泉自然探求路

オナメ・モトメ
おなめ・もとめはこの地方の言葉で妾と妻のこと。
説明板にもありますが、一人の男に後生を掛けて祈りながら地獄谷に身を投げた二人の女の伝説からこの「後生掛」の名がついたそうです。

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紺屋地獄
染め物屋の釜のようだからこの名前がついたとか。

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大湯沼
沼の奥側は泥湯が沸騰し、噴煙がすさまじい勢いでたちのぼっています。

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以前は遊歩道が沼を一周できましたが、噴湯、噴泥の活動が盛んで、通路が陥没していて通行止めになっています。

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中坊主地獄
ふつふとと音を立てています。

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大泥火山
ここは、もともとは湯沼でしたが天然蒸気からの沈殿物で浅くなり、これを圧縮された天然蒸気が間欠的に噴きとばし、それが堆積して山のような高まりができました。この泥火山は湯沼式泥火山と呼ばれています。規模の大きいことでは日本一だそうで、泥の厚さは約8mにものぼるそうです。

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噴気孔
もとイオウの採掘が行われたところで、流出口のない小さなマッドポットが沢山あり、泥湯をわかせています。天然蒸気の成分が地下水に溶け、紺屋地獄と同じように沈殿して、天然蒸気がこれを沸とうさせるのです。温度は93.8℃くらい、湯はPH1.6~2.2の強い酸性となっています。

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後生掛温泉の自然探求路、1時間程度のコースですが、自然活動を目の当たりにすることができてとっても興味深いところです。

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