北海道開拓の村は、明治から昭和初期にかけて建築された北海道各地の建物を移築復元・再現した野外博物館。
1983年開村ですから、もう30年の歴史があるんですね。
さあ、行ってみよー。こちらはエントランスとなる建物。旧札幌停車場。入場券などはこちらで購入します。
市街地一般住宅が数軒展示されていました。旧松橋家住宅。
ここからは漁村郡。はねだしという海にせせりでた倉庫。
小樽のニシン漁師、旧青山家住宅。超金持ちっぽい。
住宅内には大漁旗が飾られていまして、ボランティアの方が説明していました。
廊下という建物、ニシンを一時収蔵するための施設。また倉としても使用されていたよう。船が2艘展示。
こちらは農村郡で、旧小川家酪農畜舎。しかし建屋の屋根が喪失していて改修中でした。きっとメンテナンスに金かかってるね、開拓の村は。
こちらは明治の開拓小屋を復元したもの。居住者が最初に建てた住宅。
本当、冬は寒かっただろーなー。風がピューピューです。ものすごく感銘を受けました。
旧平造材部飯場。木工業に携わる方々の飯場です。
こんなところでみんなで寝てたんだねー。寝床の長さが140cmくらいしかないのが驚き。
森林鉄道機関庫。鉄道を見ると萌えます。
実際に使われた機関車が飾られていました。
旧札幌農学校寄宿舎である恵迪寮。伝統のある寮のようで、卒業生の協力でかなりの量の展示物がありました。
再び市街地郡に戻ってきました。岩見沢の旧広瀬写真館。
鉄道馬車が紅葉の中を走っていました。
旧太田装蹄所。蹄鉄屋さんですが、家の前のゴミ箱がなんか見た記憶があります。
中頓別の渡辺商店。
雑貨屋さんのとのこと。店内にもトロッコがあったそうです。
旧島歌郵便局。明治時代の郵便局。趣きがあります。
旧札幌警察署南1条巡査派出所。これまた明治。
旧小樽新聞社。中には写植機とか活字とかが展示されていて、印刷インキの匂いがしました。
旧三〼河本そば屋。明治時代の小樽のお蕎麦屋さんだそう。
なんか最近まで営業してましたーって言ってもおかしくない雰囲気。
旧近藤染舗。旭川で最も古い染屋さんだそう。
宗谷本線永山駅前にあった旧来正旅館。
旧開拓使札幌本庁舎。これは移築ではなく再現のため、内部は近代的でがっかり。
この本庁舎はわずか5年で焼失したそう。
建物群をほとんど見学して、満足して外に出た時には、このようなきれいな夕焼けでした。