サン・テミリオンの晩ごはんは予約しないで臨んだところ、行く先々で満席と断られます。
結局、ホテル近くのLard et Bouchonというお店に、少し待って入ることができました。
お店の入り口は1階ですが、客席は全て地下にあります。
カーブの洞窟をイメージしたそんな感じです。
もらったワインリストは膨大。サン・テミリオンのグラン・クリュだけでもたくさんあって選ぶの大変。有名なシャトーはものすごく高いという状況の中、店のおにーさんが提案してきたのは、ミステリーワイン。予算を言って、味が気に入らなきゃ飲まなくてOKとのこと。面白いので、注文してみました。ボトルは強盗犯のようにストッキングみたいなもので覆われています。
へえ、銘柄を見ないで飲むってのは普段経験しないから楽しいね。まずかったら払わないよ。
なんて思っていたら、これがかなり旨いではないですか。
僕が頼んだリード・ヴォー。美味しかったけど、もう少し火を通さなかった方が柔らかだったかな〜と思いました。
別の方のオーダーした鴨肉のフォアグラ添え。
かなり飲んだところで、ストッキングをはいでみます。
2009 Chateau Franc Mayneというサン・テミリオンのグラン・クリュワインでした。
僕は食べませんでしたが、デザートで締めて、今回の旅行のみんなで食べる最後のディナーも楽しく終了しました。
明日は、ボルドーの鉄道駅まで送っていただき、お別れとなります。