石狩市にある鮭鱒料理の老舗、金大亭に行ってきました。
ちょうどタイミングよくJALの機内誌に金大亭の記事がありまして、盛り上がります。
雨模様でしたが、石狩市へ。明治時代の建物を使用した趣のある食事処です。
入り口。渋いのひとこと。
お店の中は古いながらも、掃除が行き届いています。
個室での食事になります。予めセッティングがされていました。このお部屋では、なんとストーブが炊かれていました。
左から氷頭なます、イクラの醤油漬け、メフンの醤油漬けです。
氷頭は鮭の鼻先の部分を切ったもの、メフンは血合いです。生臭くなくて、そんなにしょっぱくなく、まさに珍味でした。(他のお店だと大抵の場合、生臭い)
ルイベ。天然鮭にはアニサキスがいるので、冷凍することにより、死滅します。
でも凍っていて冷たかったなー。昔のルイベはどこももっと薄かったので、はやく溶けた。肉厚な分、なかなか溶けないのよねー。
朝取れ鮭の塩焼き。
塩にしてあるだけで焼いている。新鮮かもしれないけど、塩鮭ってのが熟成されていることを再認識しました。
鮭の白子焼き。
ぷくっとしていましたが、白子だったらトラフグの方が好きです。
鮭の石狩鍋。
酒粕とかは入らず、昆布だしに味噌のみ。鮭の出汁が効いていて、そして山椒が加わり独特な味。とっても美味しい。
ごはんも一緒に出されて、美味しくいただきました。
この鍋、最高です。
創業明治13年。現在は6代目とのこと。
パンフレットの航空会社にTDA(東亜国内航空)が残っているのがすごい。
お品書き。今回は一番品数の少ないコースにしたのですが、一番多いコースだときっと食べきれないとおもいました。
明治の建物を使った老舗の鮭料理。ここでしか味わえない品もあります。
札幌までお越しの方は、一度ぜひ足を延ばしてみてはいかがでしょうか。
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