昨日のランシュ・バージュに引き続き、今日はボーセジュール・ベコ見学です。
1985年には隣接する畑を買収したりしたことが原因で、プルミエ・グランクリュ・クラッセ(第一特別級)からグランクリュ・クラッセに格下げされましたが、その後、さまざまな努力により、1996年の格付けの見直しで見事1級に返り咲いたという歴史のあるシャトーです。
サン・テミリオンの街のInformationで、シャトーの場所を確認してあったのに、迷ってしまいシャトーに到着したのは、20分以上遅れちゃいました。それでも全然問題なくシャトーを案内してもらえました。
ボーセジュール・ベコが所有するブドウ畑は、16ha。まわりにおじのやっている畑やら従兄弟がやっているところがあるとの説明からスタート。
新型タンクの前で、このタンク導入秘話を聞きました。非常に効率よくなったそうです。案内してくれたのは、前オーナーのミッシェル・ベコさんのお孫さんです。
こちらは以前使用していたタンク。
貯蔵庫です。
中の香りをかがせてもらえました。
フレンチオークの新樽で貯蔵。樽メーカーも3社ほどから買い入れているとのことです。
ボーセジュール・ベコでは天然のカーブが地下にあります。3haあるのですが、実際に使用しているのは1haで、それで十分とのこと。
1番古いワインはここにあり。なんと1800年台のものが保管されてます!
一部、外気と接しているところがあります。1年中温度湿度がほぼ一定だそうです。
さーて、これからお楽しみの試飲です。
ジョアナン・ベコ(AOCコート・ド・カスティヨン)
もう飲み頃になっています。
2011のボーセジュール・ベコ。飲み頃になるのはまだまだ先のことでしょう。
もちろんシャトーで試飲したものを購入することができます。一緒に行ったワインの先生はそれぞれ買っておられました。
地下貯蔵庫込みのワイナリーツアーでした。
ボーセジュール・ベコの畑でもぶどうがたわたに実っていました。
歩いてサン・テミリオンの街に戻ります。